「目を逸らすな」(AFPWAA Student Workshop@Gotanda Valley!応募作品)

Venezuelan people cross the Simon Bolivar International Bridge back to Venezuela, after buying food supplies in Cucuta, Norte de Santander, Colombia, on January 4, 2020. (Photo by Juan BARRETO / AFP)

 人間は、食料がなくなると戦争や内乱をする確率が高くなる。この写真はベネズエラの人々が、ベネズエラからコロンビアに食料品を買いに行きベネズエラに帰るというものだ。道路は舗装されているのに車が一つも写真には見当たらない。この写真の人々は、重い思いをして食料品を運んでいるのである。私はこの写真を見て、もっと物流をよくする必要がある。そのためには、私たちが目を逸らさないで協力をしていく必要があるのではないだろうか。(甲部 温子)

[品川エトワール女子高等学校]

ここに掲載されているAFPWAA WORKSHOP作品に於ける「作品タイトル」と「本文(日本語部分)」はあくまでも応募者の見解であり、写真英文キャプション及びAFP通信の報道と必ずしも一致するとは限りません。

「海に横たわる子ども」(AFPWAA Student Workshop@Gotanda Valley!応募作品)

GRAPHIC CONTENT A Turkish police officer stands next to a migrant child’s dead body (Aylan Shenu) off the shores in Bodrum, southern Turkey, on September 2, 2015 after a boat carrying refugees sank while reaching the Greek island of Kos. Thousands of refugees and migrants arrived in Athens on September 2, as Greek ministers held talks on the crisis, with Europe struggling to cope with the huge influx fleeing war and repression in the Middle East and Africa. (Photo by Nilufer Demir / DOGAN NEWS AGENCY / AFP)

 これは、海に横たわるこどもの遺体。私たちの国では当たり前のようにあるお墓が、彼には無いのだ。この子だけではない。戦争など様々な理由によって、お墓を建てる場所どころか毎日雨風を凌ぎ寝るための家すら無くなってしまった人が世界中に沢山いる。私たちが、亡くなった方へ数ヶ月に一度訪れ祈りを捧げに行くお墓、霊園。何故私たちにはそれがあり、彼らには無いのか。それは、生まれた場所、環境が違う。ただそれだけなのだ。この寒い海辺で横たわっている彼を、本来眠るべき場所で安らかに眠らせてあげるには、どうしたらいいのだろうか。(熊谷 愛梨香)

[品川エトワール女子高等学校]

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「貧」(AFPWAA Student Workshop@Gotanda Valley!応募作品)

A man carries a case during the eviction and destruction operation of the Boribana neighbourhood in Abidjan, on November 30, 2019, to make way for the construction of the fourth bridge of the city. (Photo by SIA KAMBOU / AFP)

 スラム街の様子を映した写真やスラム街での工事を映した写真だ。スラム街では日々人がゴミ山をのぼり衛生環境が整ってないそこで夜明けを眺めている、踏みしめた地面から売れるものや食べれる物を探す者もいれば働きに出る者も、生まれた瞬間からきまってる人生を人から奪う者もいる。世の中にはこういった人種が沢山いるということだ。それとは正反対に生まれた瞬間から恵まれている者もいる。私もそうだ、ただ、そこに甘んじている。多くの人が与えられた幸福を受ける義務があるが生まれた瞬間からそれがなかった人や奪われた人はどうするのか、私たちが足を止め振り返る必要性があると言えるだろう。(鈴木 璃音)

[品川エトワール女子高等学校]

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「水もなく一人」(AFPWAA Student Workshop@Gotanda Valley!応募作品)

A child remains at an area affected by a drought on Earth Day in the southern outskirts of Tegucigalpa on April 22, 2016. (Photo by ORLANDO SIERRA / AFP)

 アースデイの干ばつにより水が消え、割れた地面に一人たたずむ子供。まだ間もない子供の背中から語られる心寂しさ。元気に砂遊びをしているならこの背中も変わっただろう。だがこのひび割れた地面ではこの子供を笑顔にすることはできないだろう。
水をこの地に持ってこない限り。いくら技術を新しくさせてもまず私たちは新しい産業や技術を発展させるよりまず貧困に過ごす人たちを救い技術革新への人手を増やしていかなければいけないのかもしれない。(中山 瑠乃)

[品川エトワール女子高等学校]

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「素足の少女」(AFPWAA Student Workshop@Gotanda Valley!応募作品)

A girl walks barefoot at al-Hol camp for displaced people in al-Hasakeh governorate in northeastern Syria on July 22, 2019, as people collect UN-provided humanitarian aid packages. (Photo by Delil souleiman / AFP)

 これはサリアの戦争により避難所に避難した少女の足元を写した写真だ。
注目すべきは少女の足元。
彼女は靴も履かずに地面を歩いている。
靴を履きたくても履くことが出来ず、荒れた地面を唯只管に歩く少女。
砂埃に塗れたその小さな足が、その現実を物語っている。
彼女の幼いその足の怪我も汚れも、靴を提供するだけで無くなるのだ。
荒れた土地を改善するよりも、まずはそこに住む彼女達に衣服の提供を優先するべきなのではないだろうか。(日下部 カリン)

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「世界が抱える問題」(AFPWAA Student Workshop@Gotanda Valley!応募作品)

This photo taken on October 8, 2018 shows an elementary student wading through floodwaters in Mabalacat, Pampanga. – Areas north of Manila like the provinces of Pampanga and Bulacan have sunk four-six centimetres (1.5-2.4 inches) a year since 2003, according to satellite monitoring. The creeping bay waters put people and property at risk, while the threat is amplified by high-tides and flooding brought by the roughly 20 storms that pound the archipelago every year. (Photo by Noel CELIS / AFP) / TO GO WITH Philippines-water-climate,FEATURE by Joshua MELVIN

 世界には、綺麗な水を十分に飲めない場所がほとんどである。それに加え、洪水や雨による被害で氾濫し水を飲む以前に住む、生きることが難しい所がある。この写真は、洪水の中を歩く小学生。これを見て、私たちは津波が起きて氾濫が起これば安全な高い場所に避難することができるが、この子達はそのまま洪水の中を歩いて生活しなければならないと思った。多くの国は、飢餓に悩まされている。食糧不足が原因で今でもゼロにならない。飢餓をゼロにするためには、勿論栄養のある食事が大事ではあるが、綺麗な水の方が食べ物がなかったとしても、少しでも長く生きることができる。そこで私は、氾濫した水を綺麗にして飲めないかと考えた。ものすごく発展した日本の技術で、綺麗な水にして飲むことができれば、多くの人々を助けることができるだろう。(三浦 碧音)

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「水運び」(AFPWAA Student Workshop@Gotanda Valley!応募作品)

Displaced Yemeni children ride donkeys carrying jerry cans on their way to draw water from a well in Abs in the northern Hajjah province on July 27, 2019. (Photo by ESSA AHMED / AFP)

 地面が雨で崩れ、整っていない道路の上を水の入ったタンクを乗せたロバに乗り、複数人で運んでいる。ロバを使うということは、かなりの距離を進むことになる。私たちは、蛇口を捻れば綺麗な水が出てくるし、便利に移動できる車もあって、歩いて渡ろうとしても楽に歩くことができる整った道路が当たり前のようにある。これらの地域以外にも、もしかしたらロバにも乗れずにもっと荒れた道を歩いて運んでいる人たちがいる可能性もある。私たちは世界にまだこれらが当たり前になっていない地域があることをもっと知るべきだと思った。そしてこういった地域で効率の良い輸送、運びやすい環境、道路を整えることを優先することが重要であると思う。(野口 理子)

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「水のこれから」(AFPWAA Student Workshop@Gotanda Valley!応募作品)

People queue up to collect drinking water from taps that are fed by a spring in Newlands on May 15, 2017, in Cape Town. – South Africa’s Western Cape region which includes Cape Town declared a drought disaster on May 22 as the province battled its worst water shortages for 113 years. This dam is the main water source for the city of Cape Town, and there is only 10% of it’s usual capacity left for human consumption, at the last 10% is not useable, due to the silt content. (Photo by Rodger BOSCH / AFP)

 これは南アフリカのケープタウンで撮影された、水を集めるために並ぶ人々の写真だ。ケープタウンは5月22日に干ばつ災害を宣言した。100年以上も水不足と戦ったためだ。ケープタウンの人々が一日に使える水は50リットルしかなく、トイレや風呂、農業なども深刻な打撃を受けているそうだ。もしかしたら、これから一日に使える水が10リットルもない生活になってしまうかもしれない。そんな事態を防ぐために最優先して行うことは何かと考えたとき、私は、日本などのような蛇口を捻れば綺麗な水がいつでも出る水道を増やしていくことが必要だと考えた。南アフリカの広範囲に水道を確立させることで、人々の生活への支障も減るはずだ。確実な水道の設置が、アフリカのこれからに重要だと私は考える。(鈴木 友梨)

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「避暑」(AFPWAA Student Workshop@Gotanda Valley!応募作品)

un membre du personel du centre funéraire de Lyon rentre, le 19 août 2003, un corps dans la chambre froide de la morgue. Les capacités de stockage des corps ont vite été débordées après la vague de décès de personnes agées qui a frappé la France à cause de la canicule. An undertaker drives the body of an elderly person in a morgue refrigerated room 19 August 2003 in Lyon. Temperatures in France soared to around 40 degrees Celsius (104 degree Farenheit) in the first two weeks of August and the bodies of heatwave victims — most of them elderly — overfilled morgues and hospitals. (Photo by FRED DUFOUR / AFP)

 この写真は、熱波により亡くなった高齢者が遺体安置所に安置される様子を写したものです。
フランスのリヨンでは熱波の温度が40度を超え、亡くなる方が増えています。
熱波の温度上昇の原因は、やはり地球温暖化にあり、この地球温暖化をどうにかしない限りこうして気候変化に耐えられず限界を迎えてしまう人は減りません。このまま地球温暖化が進めば、こうして亡くなるのは高齢者だけに留まらず、他の生き物や幅広い世代まで死んでしまいます。その影響は計り知れません。
地球温暖化は日々進行しています。いつか写真のようなことも明日は我が身、という日が訪れるかも知れません。一人一人が温暖化対策を意識し、明日のために今日を変えなければならないのです。(上竹 明日香)

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「水溜り」(AFPWAA Student Workshop@Gotanda Valley!応募作品)

People stand near beached sperm whales on January 13, 2016, after they became stranded on the Dutch island of Texel the day before. – Five sperm whales which became stranded on Texel have died, officials said January 13. Experts said the beached whales had already been badly injured and their chances of survival were poor. Volunteers tried to save them but called off their efforts late in the night because of bad weather and darkness, ANP news agency said. (Photo by Remko de Waal / ANP / AFP) / Netherlands OUT

 皆さんはこの写真を見てどんなことを思い浮かべるでしょうか。点々と何か作業をしているように散らばる人々。画面の奥と、手前の水溜まりに打ち上げられている海洋生物。水溜まりを取り残すように引いていく潮。近年、地球温暖化によって各地の生態環境が急激に変化し、それに伴い様々なトラブルが起きています。皆さんはこの写真を見て、何を感じたでしょうか。私は、これからこの世界をより良いものにしていくためには、私たち地球に住むすべての人々が、何のために、何をしなければならないかを考えていくことが必要だと感じています。(ペンネーム:大久保SHOHEI)

[品川エトワール女子高等学校]

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