これはサリアの戦争により避難所に避難した少女の足元を写した写真だ。
注目すべきは少女の足元。
彼女は靴も履かずに地面を歩いている。
靴を履きたくても履くことが出来ず、荒れた地面を唯只管に歩く少女。
砂埃に塗れたその小さな足が、その現実を物語っている。
彼女の幼いその足の怪我も汚れも、靴を提供するだけで無くなるのだ。
荒れた土地を改善するよりも、まずはそこに住む彼女達に衣服の提供を優先するべきなのではないだろうか。(日下部 カリン)
[品川エトワール女子高等学校]
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