「  の違い」(AFPWAA Student Workshop@Gotanda Valley!応募作品)

A child collects fire woods, at one of the largest disposal sites in north-east India, ahead of the ‘World Environment Day’ in Boragaon area of Guwahati on June 4, 2018. – World Environment Day is marked annually on June 5, and aims at promoting awareness and action to protect the environment. (Photo by Biju BORO / AFP)

 彼らのなかで、生活に必要な物は拾ってくる。金になるものもそこら中に散らばる残骸の中から拾ってくる。生きていく上で必要な物は拾えば手に入る。それが彼らのなかの「当たり前」。
だが、先進国に住む私たちからしてみれば、その生活は「普通ではない」「ありえない」など様々なコメントが出てくるだろう。
価値観の違い、環境の違い、生活の違い。
例えば、彼らの生きる土地でスマホを捨ててみる。もし私たちの生きる土地でそんなことをしたら、きっと悪用されたり中のデータを消して売り飛ばされるだろう。だが彼らからしてみればそれはただの「板」でしかなり得ないんだろう。存在や使い方を知らない以前にまず、その土地では使える環境ではないのかもしれない。売ったとしてもそこまで高値にならないのではないか。
技術の違い、知識の違い。
これらだけで、こんなにも違うものなのか。(髙橋 和海)

[品川エトワール女子高等学校]

ここに掲載されているAFPWAA WORKSHOP作品に於ける「作品タイトル」と「本文(日本語部分)」はあくまでも応募者の見解であり、写真英文キャプション及びAFP通信の報道と必ずしも一致するとは限りません。

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