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冨士見台中学 品川区

冨士見台中学SDGs-PBL ルーブリックについて

(趣旨・目的)
 ルーブリックとは学習目標の達成度を判断するため、【評価の観点(規準)】と、観点の尺度を数段階に分けて文章(記述語)で示した【評価の基準】から構成される評価ツールを指す。
 そこで、本年度において、立正大学研究推進・地域連携センター支援費による、異分野融合型共同研究の一環として「SDGs × PBL」のプログラムを受講した品川区立冨士見台中学の生徒に対し、受講前/受講後で共通のルーブリック測定を実施し、学習の効果を計測した。
 この計測結果を整理・分析することで、今後のプログラムの内容・実施方法等を改善する材料となることを期待する。

ルーブリック実施対象者が参加した学習

学習テーマ3年生
SDGsを知る
プロジェクトマネジメント体験
地域通貨×SDGs体験

ルーブリック評価観点

探求力(立案力、独創力、分析力、考察力、表現力、未来想像力、率先力)
学校の育成する人物像、学校/学年全体での計画に基づき、評価観点は教員の決定に従った。詳細は添付のルーブリック参照。

冨士見台中学校ルーブリック

ルーブリック評価方法

  • 評価対象である観点の達成度レベルを6段階にわけ、各段階の評価の基準を文章化した表の形で示す。
  • 学習者はそれぞれの観点について左から順に読んでいき、該当する箇所に○を入れる。
  • 各学年で観点ごとに達成度の平均レベルを算出し、本プログラムの受講前/受講後の変化を分析する。

評価結果

分析

立案力において受講前 1.4 から受講後 2.3 へ 0.9 レベルアップ、独創力において受講前 1.9 から受講後 2.5 へ 0.6 レベルアップ、分析力において受講前 1.3 から受講後 2.3 へ 1.0 レベルアップ、考察力において受講前 1.4 から受講後 2.2 へ 0.8 レベルアップ、表現力において受講前 1.3 から受講後 2.3 へ 1.0 レベルアップ、未来創造力において受講前 1.3 から 2.0 へ 0.7 レベルアップ、率先力において受講前 1.2 から 2.1 へ 0.9 レベルアップした。

全ての項目において受講前から受講後にレベルアップがみられた。

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