「陸の海」(AFPWAA Student Workshop@Gotanda Valley!応募作品)

This photo taken on October 8, 2018 shows an elementary student wading through floodwaters in Mabalacat, Pampanga. – Areas north of Manila like the provinces of Pampanga and Bulacan have sunk four-six centimetres (1.5-2.4 inches) a year since 2003, according to satellite monitoring. The creeping bay waters put people and property at risk, while the threat is amplified by high-tides and flooding brought by the roughly 20 storms that pound the archipelago every year. (Photo by Noel CELIS / AFP) / TO GO WITH Philippines-water-climate,FEATURE by Joshua MELVIN

 フィリピンのマバラカットで撮影された1人の小学生が洪水の中を歩いている写真。フィリピンには毎年約20もの嵐が上陸し、洪水の被害を出している。現在マニラ北部の地域では、2003年以来4〜6センチ沈没していると明らかになっている。毎年訪れる嵐による高潮や洪水で沈没の脅威は倍増されているのだ。大きな都市ではインフラが整備され、ある程度耐えられる町作りがなされている一方、地方都市ではインフラ整備が追いついていないところもあるそう。干ばつに悩まされている地域もある一方で、水に恵まれ過ぎて頭を抱える地域もあることを私は知った。日本でもこれは他人事では無いと私は考える。昨年日本各地で異常気象と言えるような大型台風が上陸した。洪水に悩まされ、電車が止まるなどの被害が出た。インフラが整っていても機能しない時がある。それは簡単に考えられることだが、インフラに頼りがちな日本にとって大事なことだと私は思う。(片岡 未歩)

[品川エトワール女子高等学校]

ここに掲載されているAFPWAA WORKSHOP作品に於ける「作品タイトル」と「本文(日本語部分)」はあくまでも応募者の見解であり、写真英文キャプション及びAFP通信の報道と必ずしも一致するとは限りません。

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