人間はこれまでテクノロジーの進歩による数々の恩恵を受けてきた。しかし、テクノロジーの進歩にはそういった光の面だけでなく陰の面が存在すると思う。
その例がこの空爆に使われた航空機の進歩であろう。
この写真は2020年の1月15日にシリアの反政府政権イドリブ政権へ向けてアサド政権が行った空爆で、これにより少なくとも民間人9人が亡くなったとされている。
この空爆に使われた航空機も、約70年前の第二次世界大戦時のものと能力を比較すると大変進歩しており、空爆の精度も格段に進化している。
それが良いことなのか悪いことなのかは物事の一面から見てもわからないが、技術の進歩によって恩恵を受ける者と被害を受ける者という対になる人間が生まれてしまうというのは紛れもない事実であろう。(暇人)
[品川区立冨士見台中学校]
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