「技術進歩の影」(AFPWAA Student Workshop@Gotanda Valley!応募作品)

A drone picture taken on January 15, 2020, shows members of the Syrian Civil Defence, also known as the White Helmets, searching through the rubble of a building at the site of a regime airstrike on Syria’s last major opposition bastion of Idlib – Regime air strikes on Syria’s last major opposition bastion killed at least nine civilians, striking bustling areas of Idlib city despite a fresh Russian-sponsored truce, a war monitor said. At least 20 other civilians were wounded in the raids that hit a vegetable market and repair shops in Idlib, capital of the jihadist-held province of the same name, said the Syrian Observatory for Human Rights. (Photo by Omar HAJ KADOUR / AFP)

 人間はこれまでテクノロジーの進歩による数々の恩恵を受けてきた。しかし、テクノロジーの進歩にはそういった光の面だけでなく陰の面が存在すると思う。
その例がこの空爆に使われた航空機の進歩であろう。
この写真は2020年の1月15日にシリアの反政府政権イドリブ政権へ向けてアサド政権が行った空爆で、これにより少なくとも民間人9人が亡くなったとされている。
この空爆に使われた航空機も、約70年前の第二次世界大戦時のものと能力を比較すると大変進歩しており、空爆の精度も格段に進化している。
それが良いことなのか悪いことなのかは物事の一面から見てもわからないが、技術の進歩によって恩恵を受ける者と被害を受ける者という対になる人間が生まれてしまうというのは紛れもない事実であろう。(暇人)

[品川区立冨士見台中学校]

ここに掲載されているAFPWAA WORKSHOP作品に於ける「作品タイトル」と「本文(日本語部分)」はあくまでも応募者の見解であり、写真英文キャプション及びAFP通信の報道と必ずしも一致するとは限りません。

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